太くたくましい腕は強い男ってイメージがありますよね。
男なら、子供のころ誰もが憧れたものではないでしょうか。私は体格も小さかったので人一倍「太い腕」に憧れました。
キックバックはダンベルキックバックやトライセプスキックバックとも呼ばれるトレーニングメニュー。
上腕三頭筋を集中して鍛えることが可能です。
真面目に取り組むとかなり追い込めるメニューなので、子供の頃の夢をひとつ実現しちゃいましょう!
目次
ダンベルキックバックで鍛える個所

鍛えるのは上腕三頭筋。(画像赤丸)
「腕の太さ」は力こぶの二頭筋に注目が集まりますが、じつは三頭筋がメインになります。
腕を伸ばしたときに収縮するので、あまり目立たない存在。上腕三頭筋って隠れキャラでもあるんです。その分鍛えると効果はバツグン!
では、さっそく鍛え方をみていきましょう。
ダンベルキックバックのやり方
- ベンチに片手片膝をつき、上体を前に倒す
- 反対の手にダンベルを持ち、肘を締めて後ろに上げる
- 上げきった腕をゆっくりと元の位置へ戻す
- ②~③を繰り返す
自宅でキックバックを行う場合は少し大きめの椅子、またはベッドの端を利用するといいでしょう。
支えを使わずに前傾姿勢で行う方法もありますが、腰痛持ちには危険なのでおすすめしません。
では、キックバックを詳細に見ていきましょう。
フォーム
意外と難しいキックバックのフォーム。しっかりとマスターしましょう。
ベンチまたは椅子に(右腕を鍛える場合は)左手と左ひざをつきます。上体は前に倒して左腕で体重を支える感じですね。
背骨を少し反らし、右手でダンベルを持ちます。(手のひらは体側)
肘を体側に寄せて脇を締める。肘の位置は、三頭筋が床と水平になるくらいで固定しましょう。
これでスタート位置に入りました。
上げ方
スタート位置からゆっくりと小指側を上にしてダンベルを上げます。(つまり腕を伸ばす)
大切なのは固定した肘の位置を動かさないようにすること。
三頭筋の収縮によって腕を伸ばす(ダンベルを引き上げる)イメージを持って行いましょう。
ダンベルを上げるときに息を吐いていく。
下げ方
上げた位置からゆっくりとスタート位置に戻ります。
ゆっくりと、ダンベルの重さに抵抗しつつ下げていきましょう。このゆっくりとした動作が筋肉に効果的な刺激を与えます。
ダンベルを下げながら息も吸っていく。
回数とセット数
ダンベルキックバックは思ったほどの重さを扱えません。まずは1~3キロあたりからトライしてみましょう。
軽いウエイトでフォームを作ることが先決です。10~12回できる重量で3セットを目指してください。以下を参考にしてみてください。
- 1セット目:10回
- 2セット目:12回
- 3セット目:8回
3セットできるようになったら、徐々に重量を増していってくださいね。
ダンベルキックバックの注意点と重量設定
まずは軽いウエイトでフォームを作ります。
この時の注意点。
軽いからといって腕を勢いで振り上げないように。
振り上げて肘でロックすると肘の故障原因となります。
重量設定
重量設定ですが、上腕三頭筋はベンチプレスやディップスなどをやり込んだ後のシメで行うメニューともいえます。
10~12回行えるギリギリの重量が最適。
動作をゆっくり行うことで、より一層三頭筋に効かせることができますよ。本当に悲鳴をあげたくなるくらい!
悲鳴をあげたいというのは、それだけ筋肉を使っている証拠。
自分自身に負けないようにしましょう。
ただし、痛みや違和感があるときはすぐにトレーニングを中止しましょうね。
さいごに
以上、ダンベルキックバックについてでした。
しっかりと鍛えることにより、その期待に応えれくれる上腕三頭筋。三頭筋は腕の太さに欠かせない隠れキャラだったわけですね。
それほど高重量を扱える筋肉ではありませんが、低重量でもじっくり行えば効果的な刺激を与えられます。
ごつい腕をゲットして、子供の頃の夢を実現しましょう!
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